OVA最遊記～孫悟空の章～

‥うわぁ‥レベル上がってるよ。

てなわけで遅ればせながら(マジで遅い)感想いってみたいと思います。

OVA、しかも峰倉先生監修なので前回もかなり綺麗だと思ったんですが今回さらにクォリティが上がってるような気がしたのは私だけかしらん？

なんかもうめっちゃ最遊記でさ(当たり前)。
三蔵が三蔵で悟空が悟空って感じです。崩れるってことがないとでもいいますか。三蔵の章もちろん素晴らしかったですがその三ちゃんちょっと‥ってのが正直なきにもしもあらずで。まぁ荒んでた頃のだししょうがないけど絵がちょっとってね今回のはそれがなかった。三蔵は綺麗だし悟空はかわいい。

絵のことばかりいってますが、話は原作を準えてますからね。
やはりこの二人の間には何か他者にはわからん何かがありますよね。凸凹というかしっくりきますよね。
─声が聞こえる。
ってのは本当に特別なことだと思います。現実世界でもね。そういうことってあると思うし、無意識に発しているそれを無意識に汲み取る、そんな関係性って素敵なもんですよね。
この二人はお互いに、かなわねぇって思ってる。特に悟空はね。三蔵も実は心の底で思ってる。でもそれを出さない。ひねくれ坊主さんですから（笑）まぁ三蔵は「ちっ、たくめんどくせー」みたいなところでしょう。台詞にもありますし。「しゃーねぇーなぁ」ってね。
このしょーがねぇなぁ。ってのは人間関係においてかなり重要かと。恋愛関係においてもね。そうではないかな。
自然と手が伸びたのでしょう。多生(他生)の縁、ってやつです。
多生─多くをいきる。何度も生まれ変わる。
他生─現世から見て過去未来の生。前世から考えてみるとそうですよね。何度でもカタチは変わっても巡り会う。そうあってほしい二人です。いや希望としてはあの四人、ですかね。
峰倉氏のHPに載せられてるパラレルSSでありましたよね、おそらく未来みたいな内容のお話。やはり繋がっていてほしい四人です。

なんだかOVAからかなり脱線したような‥（苦笑）このクオリティでいくと次の八戒悟浄の章もかなり期待できますね。

ちなみにこの章で好きな台詞
悟空の「あれ？三蔵がいないから暗いのかな」と三蔵の「めんどくせぇ」です。原作時も好きだとおもったしこの二人の関係性がよく表れてると思います。
ではではこんな感じで。