漫画、アニメ(主に最遊記、ジャンプ、進撃の巨人)の感想。音楽(ラルク/hyde/HYDE)猫、カメラ等、煩悩上等日記。
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虹のUSJから書く書く詐欺を働いている凛01号です。
放置すんません(汗)
もう明日からビーチですよ、取りあえずそれ終わったら一段落するからボチボチ書いていこうかと…ってそのあとzepp名古屋やん!!あかんやん!ってな訳で、いつになるか先が見えませんが必ず書くので物好きな人はお待ちくだされ。
で、今回は久々に本の感想いってみたいと思います。素敵な本に巡り会えて書かずにはいられない。
まずは「宵山万華鏡」
森見登美彦 著
これはね、もう森見氏の本を読んだことある人なら分かると思うけど、安定のもりみーワールド炸裂です。ヘンテコでどこかおかしくそしてじんわりと怖い感じ。ベースが祇園祭なんで時期的にもタイムリー。
これまでもそうやけど氏の書くお話の設定だったり舞台が凛さんにとても身近なものなので読んでてとても馴染みます。でもすごく変化球でくるので身近な分だけ読後妙な心持ちなりますいつも。
森見氏が好きな方は読んで損はないと思います。ちなみに乙川が喜助っぽいと思ったのはここだけの話(苦笑)
次「雪花草子」
長野まゆみ 著
この想い、遂げられるのなら夜叉となって奈落へ堕ちよう。
思わず帯買いしてしまったんやけど、これが大当たり!タイトルは「きらぞうし」と読みます。
本好きとしてはお恥ずかしながらこの方のこと全然知らなかったんやけど何故今まで読んでなかったのか!って思うほどドンピシャでした。装画も美しいです。
待望の文庫化で、単行本として94年に発刊されたもののようです。しかも単行本は絶版だったらしいです。…そりゃ出会えんわな。
うちはもともと御伽草子といわれるものが好きでして、今昔物語とかね。なので草子と付くからには読まねば!
三つの短編からなる草子です。
堕ちる、というのはまさにこういう事なのだなと。自覚無自覚に関わらず。それはとても甘美で美しく華麗で淫らで…とても残酷。
全文体に流れる湿ったほの暗さ、直接的な言葉はあまりないのにこの上なく淫靡で官能的なのは凄いです。あ、でも人それぞれ好みがあるのでこれはあくまで凛さんの感想ね。
卑猥な言葉を(わざとだったり)並べ立てて書かれた文章から感じるエロさと全く違う冴え冴えとしたうち震える様なエロス。
一話目の白薇童子。夜叉のお話です。もう一話目からやられましたよ凛さん。
情け容赦のない殺戮と強奪で名を轟かせた地雷鬼とその子、虫も殺せない様な白薇童子とどちらが恐ろしいか、と問われて普通なら前者かもしれませんが、断然後者の方が得も知れぬ怖ろしさがあります。
あまりネタばれになるといけないので詳しく書けませんが、読み始めてから薄々感じていた予感というかうすら怖さ。それが最後の彼の台詞を見て戦慄しました。それはあの時(最初中納言の一件)から全てが白薇童子の思惑通りだとしたら…!非常に怖ろしいです。
もしかすると彼自身無自覚かもしれません、しかしそれがまた彼の性質であり本質であるのだと思います。
う~ん…うまく言葉に表現できないのがもどかしいですねー…。伝わりますかね。。
二話目、三話目も全体的に湿ったほの暗さと官能的で残虐性を含んだ物語で、ある意味凛さんも堕ちましたね(笑)
初めて読んだけど二話目が知っているというか読んだことあるような気がしたのはなんでやろ?美しく切ない話です。純粋で残酷です。気が狂れた人より狂れた様な人のが怖ろしいです。…なんか知ってる気がするんやけど、気のせいかな?個人的にはこのあとがめちゃ気になります。なんなら書きたいくらい。勝手に妄想して悶絶しながら戦慄してます。終幕時の小凜は凄まじく美しいモノだったでしょう。
ピスメの鈴みたいな(オイ)
凛さんは本を読んでいる時って脳内はそのお話が映像として流れているんやけどそのせいかな?溢れ出る妄想力(笑)
あと読んでる時に話しかけられても全く気づきません。というか周りの音全てが聞こえなくなってます。それはどんな場所で読んでてもです。…危ないよね。
とにかく凛さんと趣向が近い方は読んで気に入っていただけるかと。ぬるい!って思う人もおるかもやけどある意味そのぬるさが怖さを醸し出していると思います。割と淡々とした文体なので。
というわけで素敵な本に出会えた喜びを拙い言葉で書き殴ってみました。
…ああ幸せ。
放置すんません(汗)
もう明日からビーチですよ、取りあえずそれ終わったら一段落するからボチボチ書いていこうかと…ってそのあとzepp名古屋やん!!あかんやん!ってな訳で、いつになるか先が見えませんが必ず書くので物好きな人はお待ちくだされ。
で、今回は久々に本の感想いってみたいと思います。素敵な本に巡り会えて書かずにはいられない。
まずは「宵山万華鏡」
森見登美彦 著
これはね、もう森見氏の本を読んだことある人なら分かると思うけど、安定のもりみーワールド炸裂です。ヘンテコでどこかおかしくそしてじんわりと怖い感じ。ベースが祇園祭なんで時期的にもタイムリー。
これまでもそうやけど氏の書くお話の設定だったり舞台が凛さんにとても身近なものなので読んでてとても馴染みます。でもすごく変化球でくるので身近な分だけ読後妙な心持ちなりますいつも。
森見氏が好きな方は読んで損はないと思います。ちなみに乙川が喜助っぽいと思ったのはここだけの話(苦笑)
次「雪花草子」
長野まゆみ 著
この想い、遂げられるのなら夜叉となって奈落へ堕ちよう。
思わず帯買いしてしまったんやけど、これが大当たり!タイトルは「きらぞうし」と読みます。
本好きとしてはお恥ずかしながらこの方のこと全然知らなかったんやけど何故今まで読んでなかったのか!って思うほどドンピシャでした。装画も美しいです。
待望の文庫化で、単行本として94年に発刊されたもののようです。しかも単行本は絶版だったらしいです。…そりゃ出会えんわな。
うちはもともと御伽草子といわれるものが好きでして、今昔物語とかね。なので草子と付くからには読まねば!
三つの短編からなる草子です。
堕ちる、というのはまさにこういう事なのだなと。自覚無自覚に関わらず。それはとても甘美で美しく華麗で淫らで…とても残酷。
全文体に流れる湿ったほの暗さ、直接的な言葉はあまりないのにこの上なく淫靡で官能的なのは凄いです。あ、でも人それぞれ好みがあるのでこれはあくまで凛さんの感想ね。
卑猥な言葉を(わざとだったり)並べ立てて書かれた文章から感じるエロさと全く違う冴え冴えとしたうち震える様なエロス。
一話目の白薇童子。夜叉のお話です。もう一話目からやられましたよ凛さん。
情け容赦のない殺戮と強奪で名を轟かせた地雷鬼とその子、虫も殺せない様な白薇童子とどちらが恐ろしいか、と問われて普通なら前者かもしれませんが、断然後者の方が得も知れぬ怖ろしさがあります。
あまりネタばれになるといけないので詳しく書けませんが、読み始めてから薄々感じていた予感というかうすら怖さ。それが最後の彼の台詞を見て戦慄しました。それはあの時(最初中納言の一件)から全てが白薇童子の思惑通りだとしたら…!非常に怖ろしいです。
もしかすると彼自身無自覚かもしれません、しかしそれがまた彼の性質であり本質であるのだと思います。
う~ん…うまく言葉に表現できないのがもどかしいですねー…。伝わりますかね。。
二話目、三話目も全体的に湿ったほの暗さと官能的で残虐性を含んだ物語で、ある意味凛さんも堕ちましたね(笑)
初めて読んだけど二話目が知っているというか読んだことあるような気がしたのはなんでやろ?美しく切ない話です。純粋で残酷です。気が狂れた人より狂れた様な人のが怖ろしいです。…なんか知ってる気がするんやけど、気のせいかな?個人的にはこのあとがめちゃ気になります。なんなら書きたいくらい。勝手に妄想して悶絶しながら戦慄してます。終幕時の小凜は凄まじく美しいモノだったでしょう。
ピスメの鈴みたいな(オイ)
凛さんは本を読んでいる時って脳内はそのお話が映像として流れているんやけどそのせいかな?溢れ出る妄想力(笑)
あと読んでる時に話しかけられても全く気づきません。というか周りの音全てが聞こえなくなってます。それはどんな場所で読んでてもです。…危ないよね。
とにかく凛さんと趣向が近い方は読んで気に入っていただけるかと。ぬるい!って思う人もおるかもやけどある意味そのぬるさが怖さを醸し出していると思います。割と淡々とした文体なので。
というわけで素敵な本に出会えた喜びを拙い言葉で書き殴ってみました。
…ああ幸せ。
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なるほど!
森見氏のはソッコー買った!きつねのはなしもそうだけれど、淡々と綴られた文章を夢中で読んだ後にじわじわ戦慄した。そこがまたたまらなく好きだったりする。明らかに怖がらせようとしているよりも、薄気味悪いというか。何気ない文章の中に込められた行間を勝手に深読みして(笑)うっすら悪寒が走るというか、そういう感じない?どうやらもう1冊も面白そうなので明日にでも買いに行こうと思う!
そうなのだよ
もりみーは独特だよね。へんてこで不気味な感じ。京都が舞台なのが多いけど、あの湿り気を含んだぬめっとした感じは京都特有なのを感じるよ。きつねのはなしは絶叫する怖さじゃなくて静かに戦慄するよねー…
新しい本はどうだったでしょうか?気に入ってもらえるかなー(´∀`)
新しい本はどうだったでしょうか?気に入ってもらえるかなー(´∀`)
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プロフィール
HN:
凛01号
性別:
女性
自己紹介:
ジャンプや最遊記が好物の隠れヲタ。
機械に疎くアナログ派。図書館に住みたいと思っている若干活字中毒者。放浪癖あり。呑み助。あー民。
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