hyde・HYDE ・ハイド

ちょっと語ろうかな。

ってゆーか、うちの個人的な意見です。巷で色々言われているどちらかと言えば批判的なハイドのソロについて。

ラルクが動き出した去年、そして今年。そんな中でソロの活動をするハイドに割と批判があるみたいで。

ラルクよりソロの方が本気ではないか？本気になり過ぎてはいないか？という意見について。

うちはこれは当然だと思ってます。ハイドはソロをしたいと言い出した張本人です。ラルクの活動を止めてまでやりたいと言ったんです。
なら本気の本気でやらないと失礼でしょ。ラルクに失礼です。生半可な気持ちでやられたらたまったもんじゃないですよ。
ラルクとは別の…表現をしたいと。ある意味挑むというか立ち向かっていくというか。

だから逆に彼が本気でやればやるほどラルクの大きさを物語っているともいえます。

自分の築き上げてきた場所から離れラルクでは出来ないことをやるということは相当の覚悟と労力がいると思います。
それでも“ラルクのhyde
”というのはついて回るわけで。

それはラルクではできないのか？と言われる方もいます。わざわざソロでやる必要があるのかと。

今HYDEがやっていることをラルクでやるとそれはもはやラルクではないのです。ラルクはバンドです。誰か一人が引っ張っていくワンマンバンドではないのです。四人の個性が混ざり合い化学反応を起こし、四色が七色に変わるまさに虹なのです。
hydeがラルクで自分の好きなものだけをやってごり押ししてバンドを進めないのはメンバーに敬意をもってるからです。

大きくなったラルク。たくさんのものを得て、逆に失ったものもあるでしょう。大きなものを動かすのは労力がいります。自分たちの目の行き届かないスタッフもいる。

なんでもできるけど逆になんでもやらなきゃいけない。これは贅沢なストレスかもしれませんが、彼は少し身軽になりたかったんじゃないでしょうか。原点に返るというか。

ソロをやることによって何かしらラルクに還元ができていると彼は言ってます。ハイドがソロをやるようになって（ラルクでの）歌い方や曲に影響が出ていると懸念されてる人もいます。劣化したと。

確かにうちも首を捻ることも正直ありました。しかしたぶん彼は脱皮しようとしているのではないでしょうか？進化しようともがいているのではないでしょうか？
もがいている、もしくはあがいている。そういうのって不安定で見ていていたらもどかしくてヤキモキするし不安になります。でも２０年続けてきてもなお進化しようという向上心は素晴らしいことだと思います。

ラルクでできないことをやるってのがその程度のことかと、揶揄される方もいます。バカみたいに騒いでウルサいだけだと（うんバカ騒ぎがしたかったんやと思う）
“HYDE”はまだ進化の途中にあります。そしてそれは“hyde”もそうです。

『もっと大きくなって帰ってくるから』彼はそう言いました。

だとしたら、ー…見守りませんか？


それでもやはり失望した、と感じるならそれはその人の真実なのでしょう。うちはこう思ってるだけで、考え方は人それぞれだがら。なにぶんハイド贔屓の私なので、偏った考え方になってるでしょうし（苦笑）

ただ凛さんがわりかし冷静というか、受け皿が広いのはたぶんファン歴にあると思います。ファンに長いも短いもないといいます。うちもそう思います。でも、でも多少なりあるとも思います。

やはりリアルタイムでsakuraの事を経験しているのとそうじゃないのとでは違うんじゃないかなあと。

うちはsakuraが抜けた後の変化が一番衝撃でした。

アルバムHEARTを聴いたときも、ああ変わったなあ…と。（ある意味意識的に）変わろうとしているのかなあと。好きですけどね。まだ初期（うちの好きな）の雰囲気もそこはかとなく感じとれましたし。

そしてそのあとの…。正直萎えた時期、真剣に悩みました。たぶん初期ファンの人たちは一度は通った道だと思います。sakuraが抜けた時点で離れた人も多かったと思います。そしてそれは何よりラルク側が一番よく分かっていた事だと思います。

それでも彼らは進むことを選んだ。

変化せずその場に留まることもできたかもしれない。でもそれをしなかった。恐れず、変化し、進化し、転がり続けることを選んだ。

ならば、ならばうちもそれを受け入れよう。彼らの進んでいく道を見守ろう。彼らの行く末を最期まで目を逸らさずに見届けよう。そう腹をくくりました。

正直そう決めたあとも色々首を捻ることや悩むこともあったけど。なんだかんだいって大好きなんですよね。彼らが見せてくれる夢が、希望が、暗闇が。

だからもう少々のことでは動じませんようちは（笑）

あの大変化に比べればへでもないです。色々文句を垂れることもありますが最終的にうん、見守ろう見届けようって落ち着きます。


で、ラニバツアーが味スタの焼き増しだった。という意見に関して。

…これは当たり前というか。そもそもツアーってそういうものなのでは？と思うんですが。あの二日間に来れなかった人の方が多かったと思いますし、普通ツアーってその土地の人達に向けてって感じだし、全通する人の為には組まれてないと思う。
ラニバってテーマに沿った内容で組まれてるんだと思いますよ。過去のツアーだってそうでしょ？

hydeのMCがみんなが求めている”hyde”を演じているようで心を感じなかった。

…これはもう…いちゃもん以外のナニモノでもない気が（苦笑）自分たちが求めている“hyde”ではなかったら文句いってでもそーゆー“hyde”だったらだったで文句があるってどないやねん！？ってね。

そもそも本当のハイドなんて誰も分からないんですよ。そりゃ演じてる部分もあるだろうさ。
今まで“hyde”というアーティスト像を作り上げてきてるわけやし。

MCはリップサービスも含めてそーゆーもんだと思ってます。ラルクの“hyde”としての言葉だし、それはまた“HYDE”とは違うんだと思います。しかし表現方法が違うだけで根底にある芯たる部分は同じだと思います。
“hyde”であり“HYDE”であり“ハイド”なんじゃないかなあ。



…。結局何が言いたいのか分からなくなってきた（苦笑）まあこういった考え方もあるんじゃないかなーと。周りで色々言われてるのをみて、なるほど色んな意見があるなあと思った凛さんが自分はこう思ってるよ、っていう一つの意思表示みたいなもんです。

これでも言いたいことの半分も言えてない気がするけどorz

“信じていて”彼が歌詞でよく使う言葉です。たぶんここに色んな気持ちが込められているとうちは思ってます。
何よりファンに信じていてほしいと。ファンに向けての歌じゃないにしても。

それでも裏切られたと感じてる方もいらっしゃいましょうが…

うちは信じます。たとえ裏切られたと思ったとしてもそれでも信じたいと思います。

うちは彼が彼らが、何処まで飛べるのか目を逸らさず見届けたいと思ってます。