読読読

「いいぜ、当たっとけよ。…俺は何にもできなかったからな。」

たまたまスカパーから流れてきた台詞に萌えてしまいました。どーも凛01号です。
ちらっと観ただけでタイトルすら知らんアニメやったんですが。とりあえず声が小野Dであったことは確認した。←

えーっと、書くとか言っててのびのびになってた本の感想をば。

購入した本は、

桃色トワイライト／三浦しをん著

つくもがみ貸します／畠中恵

妖怪アパートの幽雅な日常４／香月日輪


う～ん、しをん氏のエッセイはいつ読んでも他人事とは思えない親近感がわきます。てかコレうちの事なんじゃね？！みたいな(笑)
そうそう、まほろ駅～は続き出たみたいね。待ってるんやけど文庫化するの！まだですか～？
早く多田、行天コンビのちぐはぐなやり取り読みたいんですが！（買えよ）



次！

つくもがみ～は前から読みたくて文庫になるのを待ってました←
だって単行本高いし…嵩張るし…

これはね～読みやすい！妖怪アパートシリーズもそうやけど、本好きの子なら小学生でも読めると思います。

畠中さんはこういった妖怪変化なお話が中心。「しゃばげ」を書いた人って言ったら知ってらっしゃる方もいるのでは？

凛さんは妖怪魑魅魍魎の類が好きなのでね(笑)
といってもこの畠中さん、京極さんや夢枕さんのような感じではなく、スラスラととても読みやすいです。
今回のつくもがみ～はお江戸の片隅の小さなお店が舞台で、登場人物達にも愛敬があってほんわかと楽しいです。

難解な妖怪魑魅魍魎世界に疲れたらコレを読んでみる事をオススメします。


次！本命、妖怪アパ４。
待ってました！とか言ってるわりに４巻出てたの知らずに弥勒氏に教えてもらう体たらく(苦笑)

今回もよかったね～。とてもシンプルだけど、だからこそ心にドーンってくるんだよね。捻らずストレートってやっぱ一番強いのかも。
小難しくこましゃくれたお話ってある意味書こうと思えば誰でも書けると思うのね。その実上っ面だけ固めて何のことはないペラッペラみたいな。

飾らずストレートで簡単な言葉で表現する事の難しさ（まぁ児童書ってのもあるけど）それが妖アパでは見事に体現されてます。

捻くれた大人からしたらそりゃ綺麗事だ、とかんなうまくいくかよって言葉だったりするかもやけど、やはりハッとさせられるのよ。

ある意味でむき出し。今回のお話でも現代っ子が陥ってそうな内容が多くてね…そのコミュニケーションっての？…うん、薄っぺらくなってきてるやん今。チープでさ。会話ができないとゆーか、相手が発した言葉の意味を読めない、とか。
便利になりすぎてて、面と向かって話すことがなくなってきてて、だからそうやって話した時も相手の表情空気声のトーンとかから言葉の本当の意味を汲めない。分からない。ってなってると思うのね。だから色んなくだらない事件が多くなってきてる…

って話がズレた。熱くなり過ぎた(汗／苦笑)


俺は、俺だけでは成り立たない。世界の中にあってこそ、俺は成り立つんだ。

君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう。

まだ字が読めない子には読み聞かせを。反抗期を向かえそうなあの子の枕元に。荒らんだ世の中に疲弊した大人達に…

みんなで妖アパを読もう！（エセ宣伝部長／笑)

いやマジで推すよ凛さん。大人にこそ読んで欲しい本です。

ここに出てくる大人たちがまた素敵で。一癖以上ある方々で。
でも子供目線って訳でも、上から目線でもなく適度な距離で見守る。必要な時には助言を。素敵すぎます。

…うわ～なんかエラそー事こちゃこちゃ書いちゃいましたね（汗）すんません。
ちなみにお分りかと思うが凛さんは龍さんと長谷くんが好きです。えへへ。

早く次が読みたいです。

ではではへっぽこレビューこれにて終了！