初詣

さてさて、下記にも細々とUPしてましたが、ざっとまとめて書いてみます。

行った場所は生駒の信貴山にある真言宗の総本山朝護孫子寺というところです。本尊は毘沙門天で寅を守り神として有名なところです。奈良の都からみて西側（白虎）に位置するというのが関係しているのかもしれません。
寅年寅の日寅の刻に聖徳太子が戦勝祈願（ちなみに物部守屋討伐）した際に毘沙門天が降臨してその加護を受けたという伝承がある場所です。
あ、この話題にものっそい食い付きそうな人を知ってる。み、がつく人(笑)

まぁこれも後付けと言われてるんやけど、伝承や逸話というものは歴史を紐とくのに一役かってると思います。おもしろいよね。
そもそも聖徳太子自体真偽の程がはっきりしない人物やしね。


で、寅年ということで例年より参拝者が多いだろうって三が日は交通規制されてました。うちが行った日は四日だったんでまだマシやろって思ったのが間違いでした。↓にも書いたけどバスで15分のところがはっきりとはわからんが1時間半はかかるとのこと。
ええ、歩きましたとも約50分山登りましたよ（疲）

まずは本堂でお参りしまして、で、ここ信貴山内には本堂以外にも境内が色々あるわけです。山ん中です。ずーっと山登りな訳です。伏見稲荷の時も思ったけど、正月早々死ぬかと思った（爆）写真で色々UPしましたがあんなもんやないからね！？マジなんの修業ですかコレ？って感じでした。

で、本堂地下には「戒壇巡り」というのがあります。（詳しくはご自分で調べてください／オイ）
右手を壁に付けてお進み下さいって注意書きがあるんやけど納得。マジで暗渠です。

月の光さえも届かない
―これが ホンモノの暗闇だby烏哭

みたいな。マジで一片の光さえない、手を鼻の先にかざしてもそこに本当にあるのかさえ分からない。そんな暗闇を体験することって無いから貴重です。
右手に触れる壁だけを頼りに進んでいき、まず唯一ぼんやりと明かりがある守本尊を祀っている所に着きます。で、そこを離れるとまた暗闇です。
しばらく進むと錠がかけられてて中に「如意宝珠」なるものが祀られているところに着きます。この宝珠、もしくは錠に触れたものは心願成就やなんやかんやご利益があると言われてます。
で、何度も書きますが全くの暗闇なんで手探りで探り当てなければなりません。まぁ無事に触れることができましたが、普段自分が如何に視覚に頼っているかがわかりますね。


その後山内にある他の場所もお参りしまして、半日くらい山登りしてました。
で開運橋ってのを渡ったところに茶屋や露店がありまして、うどんと名物山菜いなりを食べてお土産にこれまた名物寅まんじゅうを買って帰りました。
参拝中ずーっとビールだビールが飲みたいとツレと二人で呪文のように呟いてまして（苦笑）…罰当たりな。
↓写真にもありますが激運動後のビールは最高でしたァァ！！いやだってアンタ半日も山登りしたんやから。人多かったし。
新年早々煩悩まみれ。あしからず(笑)

しこたま呑んで家帰ってシャワーしてベッドに倒れこんで一秒で寝ました（マジです）

以上、初詣記まとめ。でした。
そーいや雨降らへんかった！記録更新ならず。やっと悪い魔女の魔法がとけたようです(笑)